体重はスルスルと落ちていき、「この調子なら理想の体型も夢じゃない」と自信を持ち始めていました。
ところが、ある朝、体重計の数字がピタリと止まったんです。
最初は「まぁ、今日はたまたまかな」と軽く考えていました。
でも翌日も、その次の日も同じ数字。
減らないどころか微動だにしないメモリを見て、胸がざわつきました。
「え…もしかして、もうここで止まってしまったの?」
「頑張ってるのに、これ以上落ちないの?」
頭の中をそんな言葉が何度もぐるぐると回り、焦りや不安でいっぱいに。
今までの努力が否定されたようで、思わずため息がこぼれたのを今でも覚えています。
この記事では、そんな停滞期に直面した私が感じたリアルな気持ちと、どう受け止めて心を切り替えていったのかをお伝えします。
停滞期に直面したリアルな不安
最初は「1日2日でまた動くだろう」と思っていました。
でも、3日経っても4日経っても体重計の数字は変わらない。
正直、焦りました。
「なんで減らないんだろう?」
「もう食事も運動も頑張ってるのに、これ以上どうすればいいんだろう?」
頭の中でそんな言葉が繰り返し浮かびました。
毎朝、体重計に乗るのが怖くなり、スマホのアプリで記録する時もため息が出てしまう。
「このまま痩せなかったらどうしよう」という不安がどんどん膨らみました。

停滞期を理解して見つけた突破口
体重が動かなくなった時、ただ焦っても仕方ないと思い、まずは「停滞期とは何なのか」をしっかり調べました。
調べてみると、**停滞期とは、体が急な減量に慣れて「これ以上体重を落とさないように防御する時期」**のことだとわかりました。
要するに、ダイエットを続けていれば誰にでもやってくる“通過点”なんだと知って、少し気持ちが落ち着いたんです。
次に「じゃあ、どうやってこの停滞期を乗り越えればいいのか?」と方法を探しました。そこで出てきたのが チートデイ という考え方でした。
チートデイとは、普段制限している食事をあえて解放して、好きなものをしっかり食べる日を設けること。
これによって、下がりかけた代謝を回復させたり、ホルモンバランスを整えたりする効果があるそうです。
そして何より、「ずっと我慢ばかりじゃなくていいんだ」と心をリフレッシュできる。
「これだ!」と思いました。
ちょうど次の休みも近かったので、「よし、その日にチートデイを入れてみよう」と決意。
少しワクワクしながら、その日を迎える準備を始めました。
数字だけじゃない小さな変化に気づいた瞬間
でも、ある時ふと鏡を見て気づいたんです。
確かに数字は止まっているけれど、体のラインは少しずつ引き締まっている。
ズボンもわずかにゆるくなっている。
「体重が減らない=失敗」じゃない。
体は確実に変わってきている。
そう思えた瞬間、少し気持ちが軽くなりました。

停滞期で学んだことは「焦らず自分を信じる」
停滞期は誰にでもある。
調べてみると「体が今の変化に慣れようとしているサイン」だと分かりました。
ここで無理にカロリーを減らしたり、運動を過度に増やすと逆効果になる。
だからこそ、焦らずに「これまでの習慣を信じて続ける」ことが大事なんだと学びました。
私を支えたのは、小さなルーティンです。
プロテインをしっかり飲むこと、栄養のバランスを崩さないこと。
「今日はこれだけは守った」と思える習慣が、停滞期の不安を和らげてくれました。
まとめ
もし、あなたが今同じように停滞期に悩んでいるなら、どうか焦らないでほしいです。
体重は止まっていても、必ず体は変わっています。
そして停滞期を経験することは、決して無駄ではなく「成長の一部」なんです。
私自身、これからチートデーを取り入れて、さらに停滞期をどう乗り越えられるか試してみようと思っています。
次回の記事では、そのリアルな結果も正直にお伝えします。