ーダイエット時の食生活ー ダイエットインストラクター学び記録

【第9回 学び】ダイエットに効果的な「食材の選び方」徹底ガイド

🥗 食材選びでダイエットはもっと楽になる

ダイエット成功のカギは「何を食べるか」。
カロリー制限よりも、正しい食材選びが体を変える近道です。
ここでは、肉・魚・野菜・油・調味料の5ジャンルに分けて、具体的に比較しながら詳しく解説します。


🍖 肉類の選び方

▶ 高たんぱく・低脂質の部位を選ぼう

たんぱく質は筋肉や代謝の土台。
ただし、脂質の多い部位を選ぶと一気にカロリーオーバーになるため、**「赤身」や「皮なし」**を意識しましょう。

【牛肉の部位別比較】

部位カロリー(100g)特徴ダイエットおすすめ度
ヒレ133kcal脂肪が少なく、赤身中心。鉄分も豊富。★★★★★
モモ182kcal赤身中心で、やや脂肪あり。★★★★☆
ひき肉224kcal脂が多く、調理法によりカロリー増。★★★☆☆
肩ロース240kcalコクありだが脂質多め。★★☆☆☆
サーロイン298kcal旨味は強いが脂質過多。★☆☆☆☆

【豚肉の部位別比較】

部位カロリー(100g)特徴ダイエットおすすめ度
ヒレ115kcal低脂肪・高ビタミンB群。代謝を助ける。★★★★★
モモ183kcalバランス良くヘルシー。★★★★☆
ひき肉221kcal調理で油を吸いやすい。★★★☆☆
肩ロース253kcalコクあり、脂質やや多め。★★☆☆☆
ロース263kcal人気部位だが脂質多め。★★☆☆☆
バラ386kcal脂質が非常に多く高カロリー。★☆☆☆☆

【鶏肉の部位別比較】

部位カロリー(100g)特徴ダイエットおすすめ度
ささみ105kcal最強のダイエット肉。低脂肪・高たんぱく。★★★★★
むね(皮なし)191kcalたんぱく質が多く、疲労回復にも◎★★★★★
ひき肉166kcal手軽だが脂質やや高め。★★★★☆
手羽200kcalコラーゲン豊富。脂質に注意。★★★☆☆
221kcal高脂質・高カロリー。控える。★☆☆☆☆

🐟 魚介類の選び方

▶「白身・貝類」中心がダイエット向き

魚の脂質は「良い脂」。
特にDHA・EPAは血流を促進し、脂肪燃焼を助けます。
ただし、青魚や赤身魚はカロリーが高くなりやすいためバランスを意識。

【魚介類カロリー比較】

分類食材カロリー(100g)特徴おすすめ度
貝類ホタテ36kcal(50g)低脂肪・高たんぱく。★★★★★
タコ119kcal(120g)カロリー低く、噛む満足感◎★★★★★
白身魚ヒラメ99kcal(80g)低脂質で上品な味。★★★★★
真鱈77kcal(100g)低カロリー・高たんぱく。★★★★★
赤身魚マグロ172kcal(50g)良質なたんぱく質だが脂質も多い。★★★☆☆
青魚サンマ465kcal(150g)DHA豊富だが高脂肪。★★☆☆☆
青魚ブリ231kcal(90g)脂質多め。冬場は特に高カロリー。★★☆☆☆

📌 POINT:ダイエット中は「貝類+白身魚」が基本。青魚は週1〜2回でOK。


🥦 野菜の選び方

▶ 色と季節で栄養バランスを整える

野菜は「代謝・免疫・美肌」に欠かせない存在。
1日3色(緑・赤・黄)を意識することで、自然と栄養バランスが整います。


【季節ごとのおすすめ野菜】

季節主な野菜主な働き
セロリ・にんじん・アスパラガス冬に溜まった老廃物の排出・代謝アップ
トマト・レタス・きゅうり体を冷やし、水分バランスを整える
かぼちゃ・里芋・きのこ類疲労回復・免疫アップ
ほうれん草・大根・ねぎ体を温め、血流促進

【色別に見る野菜の特徴】

代表的な野菜主な栄養素効果
ほうれん草・キャベツ・オクラ・ブロッコリービタミンC・カルシウム・鉄美肌・免疫UP・疲労回復
トマト・赤パプリカ・なすリコピン・カロテン抗酸化作用・血流改善
かぼちゃ・にんじん・黄パプリカβカロテン代謝促進・アンチエイジング

【積極的に摂りたいダイエット野菜】

食材主な効果
アスパラガス疲労回復・代謝促進
レタス低カロリーで満腹感◎
トマトリコピンで脂肪燃焼サポート
きゅうりむくみ改善・水分代謝UP
大根消化促進・整腸作用
白菜ミネラル豊富で低カロリー
セロリ血流促進・デトックス効果
ブロッコリービタミンCが豊富で免疫UP
ほうれん草鉄分・βカロテンで貧血予防
きのこ類食物繊維・ビタミンB群で代謝促進

🫒 オイルの選び方

▶「良質な油」は脂肪を燃やすサポーター

油を完全に抜くのは逆効果。
**“質の良い油を適量摂る”**ことで、ホルモンバランスと脂肪燃焼が整います。

油の種類主な成分効果おすすめの使い方
えごま油α-リノレン酸血流促進・抗炎症サラダにかける
オリーブオイルオレイン酸悪玉コレステロール抑制加熱・ドレッシング両方OK
ココナッツオイル中鎖脂肪酸脂肪になりにくい・エネルギー代謝UPコーヒーや調理油に
魚油(EPA/DHA)n-3系脂肪酸中性脂肪減少・脳活性サプリ・青魚から摂取
ステアリン酸飽和脂肪酸体脂肪になりにくいカカオやチョコにも含まれる

📌 POINT:1日大さじ1〜2杯が目安。加熱しすぎず、生で摂るのが理想。


🍯 調味料の選び方

▶ 糖質と脂質を見逃さない!

調味料は少量でも高カロリーなものが多く、知らないうちに太る原因になります。

カテゴリ調味料例カロリー傾向注意点
低カロリーみそ・ウスターソース糖質控えめ味噌は塩分注意
中カロリーしょうゆ・中濃ソース塩分高め使いすぎ注意
高カロリーマヨネーズ・みりん・ケチャップ脂質・糖質が多い控えめに使用

💡 代用アイデア

  • ドレッシング → オリーブオイル+酢+塩少々
  • マヨネーズ → ヨーグルト+粒マスタード
  • みりん → 甘酒や少量のはちみつで代用

🌿 総まとめ:ダイエット中の「食材選びチェックリスト」

カテゴリー積極的に摂りたい控えたいもの
鶏ささみ・鶏むね・豚ヒレ・牛モモ牛バラ・豚バラ
白身魚・貝類青魚(食べすぎ注意)
野菜緑・赤・黄のバランス芋類・糖質の多い根菜
えごま・オリーブ・魚油サラダ油・マーガリン
調味料酢・味噌・しょうゆ少量マヨネーズ・みりん・濃厚ソース

✨ まとめ

「食べる=太る」ではありません。
正しい選び方をすれば、“食べて痩せる”健康的なダイエットは誰でも実現できます。

明日からの買い物で、「ヒレ」「白身魚」「緑の野菜」を選ぶところから始めましょう。
体は、食べたもので作られます。

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WATA

健康診断や外見の変化をきっかけに、 体重 70.4kg → 61kg 体脂肪率 15% → 10% を目標に、食事管理と筋トレを続けています。 このブログでは、 毎日の体重・運動・食事の記録 実際に使っているプロテインや食品の紹介 ダイエット中の悩みや工夫 をリアルに発信していきます。

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