ダイエットをしていると、どうしてもぶつかるのが“食欲との戦い”。
私も正直、今まで何度もこの「食べたい欲」に振り回されてきました。
頑張って食事を我慢しても、気づいたら夜にドカ食いしてしまったり、
ストレスがたまって甘いものに手が伸びてしまったり。
そんな中で、最近学んだ「ダイエットインストラクター講座」の中に、
すごく納得した言葉がありました。
「食欲は我慢するものではなく、整えるもの。」
この考え方を知ってから、ダイエットの向き合い方が変わりました。
今日はその学びを、自分の経験も交えながらお伝えしたいと思います。
■ 食欲を“運動”で解消する
食欲って、実はストレスとすごく関係があります。
仕事の疲れや、ちょっとしたイライラ、思うように体重が減らないとき。
そういう時ほど、無性に甘いものが食べたくなる。
これ、ただの「食欲」じゃなくて、
ストレスからくる一時的な刺激欲求なんですよね。
私も以前はそうでした。
疲れた夜に「ちょっとだけ」と言いながら、ポテチやスイーツに手が伸びる。
でも食べた後に後悔する…その繰り返し。
今は、そういう時こそ体を動かすようにしています。
軽いウォーキングでもいいし、ジムでのトレーニングでもいい。
不思議と運動を終えた後は、「あれ、食べたい気持ちが消えてる」と感じるんです。
運動をすることでストレスが抜けて、気持ちが落ち着く。
結果的に“暴飲暴食のスイッチ”が入らなくなる。
これ、本当に大きな気づきでした。
■ 運動で食欲が落ち着く理由
では、なぜ運動をすると食欲が落ち着くのか?
これはちゃんとした理由があります。
運動をすると、脳の中でセロトニンという“幸せホルモン”が分泌されます。
このセロトニンが出ることで、イライラや不安が減って、気持ちが安定します。
さらに、体の中ではレプチンという「満腹ホルモン」も働きます。
このホルモンがうまく分泌されると、「もう十分食べた」と自然に感じられるようになります。
一方で、過剰な空腹時に出てくるグレリンという食欲を強めるホルモンも、
運動を続けることでバランスが取れるようになるそうです。
つまり──
運動は「体を動かすこと」だけじゃなくて、
脳のバランスを整える行動なんですよね。
■ 私が意識していること
私自身は今、毎朝6時半に30分のウォーキングを日課にしています。
朝に体を動かすことで、気持ちもリセットされて、
その日一日の食欲のコントロールがしやすくなりました。
もちろん、どうしても食べたい日もあります。
でも、そんな時も「我慢」じゃなくて「整える」。
軽く体を動かすことで、気持ちの波をフラットにする。
この考え方に変えてから、食欲との付き合い方がかなり楽になりました。
■ まとめ
食欲を抑えることって、意志の強さではなく心と体のバランスなんだと思います。
食べたい気持ちが出てきたら、
「今日はストレスがたまってるのかな?」と一度立ち止まる。
そして、5分でもいいから体を動かす。
我慢ではなく、調整。
ストレスを力に変えていける人が、
結局、ダイエットを長く続けられる人なんだと思います。
これからも、自分の体と心の声を聞きながら、
無理のないダイエットを続けていきます。